【デジタルパーマ】は、ホットパーマの一種。パーマをかけるプロセスで熱を加えて固定させていきます。そのため、形状記憶効果の高いウェーブスタイルやカールスタイルをつくることが可能になります。ミディアム〜ロングの髪の長さの方に適したパーマです。
デジタルパーマのメリットは、
① 一度かければ平均して半年くらいはパーマ感が持続します。
② 形状記憶効果でサロンでの仕上がりが自宅で再現しやすい。
③ 髪のダメージ度に合わせて薬剤を使い分ける事ができる (通常毛先の方が傷んでいるので弱めに設定) ので、縮毛矯正をした髪などにもかけることができます。
デメリットは、
① 一度かけた部分に繰り返しかけるとダメージが大きくなるので、頻繁にかける事ができない。
② 根元からはかかりにくいため、ショートヘアのボリュームやカールを出すのには適さない
【普通のパーマ】はコールドパーマとも呼ばれ、薬剤の力のみでかける方法です。
普通のパーマのメリットは
① 熱処理をしないため、パーマをかけた部分のダメージが少なく、2ヶ月に一度くらいの頻度でもかけられる。
② ウェットの質感のウェーブヘアや、ショートヘアのボリュームも可能。
デメリットは、
① 平均して2〜3ヶ月くらいでパーマ感が失われる。
② 熱での形状記憶をしないので、乾かした時にウェーブやカール感が損なわれることがある。
さらに突き詰めると、髪質や求めるヘアスタイルによってもメリット デメリットが入れ替わったりしますので、一概には言えないのですが、おおむねこのような特徴があります。どちらのパーマスタイルにするかは、スタイリストとしっかり相談して、素敵なパーマスタイルを実現していただきたいと思います。