武市賢太郎ブログ
夏も終わりに近づき、蝉の鳴き声にもいくぶん哀愁が感じられる季節になりました。
蝉はなんのために鳴いてるのだろう?夏になるとひょっこり出てきて、鳴くだけ鳴いて死んでいく。
チューブに似たようなものか・・・。いや、チューブが蝉に似たのか・・・。
「夏は歌うぜ!」みたいな心意気でこの世に登場してくるのだろうか?
ていうか、チューブって知ってますか?
昔のバンドで、夏になると「待ってました!」とばかりに歌い出し、夏が終わると忽然と姿を消すという、とても風変わりなグループなんだけど・・・。(90年代の話だから若い人は知らないでしょうね。)
もしまだ活動していたとしても、彼らもそろそろ老境だろうし、さすがに今年の夏の暑さにはうんざりしただろうな・・・。「チューブも夏バテ」っていう見出しの記事がどこかに出ててもおかしくないくらい暑かったな・・・。
そんな不毛なことを、考えるでもなく考えておりました。
さて、今日は根本的な髪のケアの話。
20代の頃、綺麗なツヤツヤのロングヘアーだとしても、
30代以降、年齢と共に髪がパサつき始める。髪が細くなり始めた。クセが出てきた。
という話を良く聞きます。
「綺麗な長い髪を保ちたい」
という気持ちもよくわかりますが、
「年齢と共に長い髪は保ちにくくなる」
という現実を、あるいは受け入れなければならないのかもしれません。
ですから、「それなりの長さにカットして綺麗に保つ」
というのが結局は最も賢い選択のように思います。
とはいえ、そんな経年劣化をそのまま受け入れるのも癪ですよね。
では、最も綺麗な髪でいるためにどうすれば良いのか?
様々な諸説があり、様々な解釈があるんですが、今日は本当に揺るがし難い根本的な事。
1番は栄養。
基本的にはバランスの良い食事。そして毎日確実に摂りたい栄養はタンパク質。だって髪の毛の主成分ですから当然ですよね。1日60g1回の食事で20gを目安に、できれば毎食摂ってください。
(目安・・・牛乳200で6g 卵1個で6g お肉100gで15g)
2番はその他の生活習慣。
喫煙は論外。なるべくしっかり睡眠時間を取る。お風呂で身体を温める。・・・など。これは血流が良くないと毛根に栄養が行き届かないという見地からです。(血液が髪に栄養を運びます)
3番目に頭皮ケアや髪自体のケア。
頭皮については、できれば育毛剤を使用し、毎日頭皮をもみほぐす。
育毛剤って、ハゲ散らかしたオヤジが「生えろ〜生えろ〜」って呟きながらせっせと使ってるイメージがあって抵抗のある方も多いと思うんですが、実は髪がまだ健在な人にこそ必要なもの。それから35歳くらいを目安に、女性こそ使ったほうがいいものだと思います。太く抜けにくい髪の毛を生やすのにとても効果的なので、長い髪を維持しやすくなります。さらに、もみほぐす事で頭皮が柔らかくなるし血行も良くなる。
(髪自体のケアの話はまた今度書きます。)
覚えておいてほしいのは、髪が最も綺麗でいるために必要な事の70%以上は食事と生活習慣。つまり土台としてほしいのが「健康」。
好むと好まざるとに関わらず、「美容」はそのほとんどが「健康」という前提があったうえで成り立つものなんです。
武市賢太郎
写真は去年撮影したもの。
Hair kentaro takeichi
Photo mitugu sato